こんにちは(^^)
みなと神戸コーチ@もっさんです!
ビジネスの世界でいう「戦略」とは、組織の中長期的な方針や計画のことを指します。
では、コーチングにおける「戦略」とは何でしょうか。
コーチングにおける戦略とは、クライアントが望むゴールに向かって行動しやすくなるよう、 セッションをどのような方針で進めていくかという「運営の方向性」のことです。
言い換えれば、
「クライアントの何に焦点を当てるのか」
を明確にすることが、コーチングの戦略と言えます。
1.長期の戦略
長期の戦略とは、契約期間全体(数週間〜数か月)を見据えた戦略です。
コーチングでは、3か月程度を一つの契約期間とすることが多く、その期間を 通して取り組むテーマを決めてスタートします。
そのため、
「3か月後には何を手に入れたいですか?」
「どんな状態になっていたら、このコーチングは成功と言えますか?」
というゴールを、コーチとクライアントが共有しておくことが重要です。
この共通認識があることで、毎回のセッションもゴールから逆算しながら進めることができます。
2.短期の戦略
短期の戦略とは、毎回のセッションごとの戦略です。
セッションの冒頭で、
「今回のセッションでは、どこまで決めることができれば良いですか?」
「今日は何が明確になると、この時間が有意義だったと言えますか?」
などと問いかけ、今回の着地点(プロセスゴール)を確認します。
そうすることで、コーチとクライアントが同じ方向を向き、どこに焦点を当てて セッションを進めるかを共有しやすくなります。
戦略は「固定するもの」ではない
ただし、ここで大切なのは、戦略に固執しないことです。
セッションでは、クライアントの気づきや感情によって、進む方向が変わることも少なくありません。
あらかじめ描いたシナリオどおりに進めようとして、クライアントをコーチのストーリーへ 誘導してしまったり、想定外の発言に対応できなかったりするようでは、プロのコーチとは 言えません。
コーチに求められるのは、戦略を持ちながらも柔軟であることです。
クライアントが今、本当に進みたい方向はどこなのか。
その都度確認しながら、その人にとって最も行動につながりやすい方向へ伴走して いくことが大切なのです。
戦略は、コーチがクライアントを導くためのものではありません。
クライアントが自ら望む未来へ進むための「地図」のようなもの。
その地図を一緒に見ながら、必要に応じてルートを描き直していくことこそ、コーチングの 醍醐味なのではないでしょうか。


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